「スピリットガイド」とは?
「ガイドスピリット」も、略して「ガイド」も同じです。
日本語では「指導霊」と訳されたりします。
スピリットガイドとは、個人の成長や学びを助ける「霊的存在」を指します。
近代スピリチュアリズムでは、人は一人で生きているのではなく、霊的側面から支援を受けながら人生を歩んでいると考えます。
霊的存在ですので、たましいのつながり、たましいの故郷の仲間という感じで、ご先祖様などのDNAのつながりはあまり関係が無いと考えられます。
ガイドは未来を決める存在ではなく、あくまで助言や方向性を示す存在です。
最終的な選択と責任は常に本人にあります。
ガイドがあなたの人生のいろいろを決めていたら、あなたの人生ではなくなります。
重要なのは、ガイドを「万能な守護者」や「絶対的存在」として扱わないことです。
近代スピリチュアリズムにおいては、ガイドもまた学びの過程にある存在であり、秩序ある霊的法則の中で働いていると理解されます。
なお、ガイドの考え方はもともとは「近代スピリチュアリズム」による考え方だと言われています。
ミディアムとは、霊的存在(故人や守護霊など)からの情報を受け取り、人に伝える役割を持つ「人」のことを指します。
日本語では「霊媒」と訳されるでしょうか。
その能力や在り方は人それぞれで、感覚的に受け取る人もいれば、象徴的なイメージや声として受信する人もいます。
一方、ミディアムシップとは、日本語では「霊界通信」と訳されます。
その能力や働きそのもの、または霊的コミュニケーションの行為を指す言葉です。
つまり、ミディアムが「人」であるのに対し、ミディアムシップは「行為・状態・働き」を表します。
近代スピリチュアリズムにおいて、ミディアムシップは特別な霊能力というより、適切な訓練と倫理観のもとで扱われるべき霊的機能と考えられてきました。
重要視されるのは、もたらされる情報の正確性や誠実さ、ミディアムの私的欲求を排した姿勢です。
では、なぜ「近代」とついているのか。
スピリチュアリズムに「近代」という言葉が付くのは、19世紀という科学的思考が発展した時代に生まれた思想だからです。
ただ単に、霊的なことや不思議な現象は、大昔からあったことでしょう。
そういう昔の考えと区別して「近代的=Modern」とつけられているのは、近代スピリチュアリズムは、霊的現象を宗教や迷信、単に不思議なこととして捉えるのではなく、科学的・学問的な研究対象として、実験・観察や記録を行ってきたからです。
この姿勢は当時の科学精神と強く結びついています。
近ごろ「スピリチュアル」という言葉をよく耳にします。一般的には非物質的なもので、霊的なもの、ある種の占いのようなものやパワースポットなど、そのほか天使や龍や妖精など目に見えないものや霊的分野の広い領域をそのように漠然と表現しています。
これに対して「スピリチュアリズム(正確には近代スピリチュアリズム)」とは1848年にアメリカで起こり、その後、英国に渡り発展し、やがて欧米を中心に世界に広がった一大心霊ブームをもとにした、心霊現象や霊的な世界との交信、そしてそこから得られた死後の世界の真相、たましいの永続性、宇宙や神の摂理などに対し、科学的な検証と考察を積み重ねながら築き上げられてきたものです。
スピリチュアリズムとは特にイギリスでは、当時の一流の学者やジャーナリストたちがこの研究に没頭し、現在でも続く様々な組織が設立されました。
そして霊媒(ミディアム)が、現れた霊(スピリット)の特徴や関係性などを挙げ、その相手を特定してからメッセージを伝える「エビデンシャル(証拠型)ミディアムシップ(霊界通信)」という方法が確立されて現在に至ります。
霊界通信では、霊媒(ミディアム)を介して、「霊(故人)」とコミュニケーションを取ることができるということ、たましいは肉体の死後も存続すること、そして、私たちがこの世を生きる上で従っている摂理や法則をさらに大きな枠組みで包んでいる霊的な世界が存続し、霊的な摂理や法則があることを現しています。
スピリチュアリズムについて学び、霊的な摂理や法則の叡智とその視点を活かした上で、いかに今を生きるかというのは一人一人が自分なりに考え、歩んで行くべきものと言えるでしょう。